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= Linux 〜TurboLinux Server編〜=

現在導入中の「TurboLinuxServer1.0」に関する体験談です

 
1.Turbo Linux のServer版登場(1999/04/15)
2.TurboLinux Serverのインストール(1999/04/15)
3.Serviceを使用可能にする(1999/07/28)
4.rootでのtelnet接続を許可する(1999/07/28)
5.PostgreSQLをセットアップする(1999/08/04)
6.PostgreSQLを使う準備(1999/08/04)

1.TurboLinuxのServer版登場

これまで、「TurboLinux3.0」のインストールを行い、それを使って楽しもうと思っていたのですが、引っ越しなどでちょっと間が空いてしまいました。
そうしている内に、新規PCを組み立て、更に雑誌「Linux World」に付属している「Turbo Linux Server 日本語1.0」を手に入れる事が出来たため、この新規PCにこのServer版を入れてみようという事になりました。;

今回、導入を画策しているPCの構成は下記のようになっています

自作PC
CPU MMX Pentium 200MHz
Mother ASUS P/I-XP55T2P4
Video S3 Trio64V2/DX
Memory 48MB
HDD 2GB
CD-ROM ??倍速(IDE/ATAPI)
Network ??


2.TurboLinux Serverのインストール

基本的には「Turbo Linux」の製品版と同じだと予測して作業を開始しました。
CD-ROMからブートする事が出来るPCならば、雑誌付属のCD-ROMをそのまま入れて立上げればよかったのですが、残念ながら立ち上がらなかったため、起動用Diskの作成が必要となりました。

"CD-ROM\Images"に入っているファイル、"boot.img"と"extrahw.img"から「インストールディスク」と「追加モジュールディスク」を作成します。作成には、"rawite.exe"を使います(rawrite.exeもCD-ROMの中に入っています)。

コマンドラインから、

c:\>rawite

と入力すると、メッセージが表示されます。

Enter disk image source file name: boot.img
Enter target diskette drive: a
Please insert a formatted diskette into drive A: and press -ENTER- :

上記例は、A:ドライブに入れたFDで「インストールディスク」を作成しています。同様に、「追加モジュールディスク」も作成します。

FDを作成したら、「インストールディスク」をドライブに入れて起動すると、インストールが始まります。
インストール手順はほとんど「Turbo Linux3.0」と変わりませんが、HDDの分割も自動でやってくれるなどより簡単になっています。今回は全て自動で割り当てを行ってみました。

また、「インストールタイプ」に「オールインワンサーバー」を選択しました。このタイプでは、409MBの容量が必要となりました。
以後、「カーネルの選択」や「LILOの設定」を行い、ビデオカードも自動検出されました。
引き続き、「Xの設定」を順番に行います。キーボードやマウスなど、普通のものを使用しており、特に問題となるものもなく、インストールは無事に終了しました。


3.Serviceを使用可能にする

「Turbo Linux Server」はデフォルトではほとんどのServiceが使用出来ないようになっています。
そのため、他のPCからのTelnetによる接続やFTP等を使う事が出来ません。
家で使うのですから、そこまでセキュリティを気にする必要がないので使用出来るようにしておきます。

"/etc/inetd.conf"を編集して、inetd で動作させるアプリケーションを制限する事ができます(Telnetやftp等いくつかの処理はinetdに定義されています。詳しくはファイルを見て下さい。)

ftp stream tcp nowait root /usr/sbin/tcpd in.ftpd -l -a
telnet stream tcp nowait root /usr/sbin/tcpd in.telneted

といった部分がコメントアウト("#")されているので、コメントを外して使用出来るようにするだけです。
そして、inetdを再起動します。

kill -HUP "inetd"のプロセスID
*)プロセスIDは、psコマンド等で取得出来ます

上記の処理によって、Telnet等のServiceが使用出来るようになります。


4.rootでのtelnet接続を許可する

セキュリティ的には問題があるのかもしれませんが...
家で使っていると、Telnetでの接続をrootアカウントで行いたい時も多いものです。一旦、ユーザで入ってsuコマンドを使うという方法でもいいのですが、面倒なのでTelnetでの接続が可能になるように設定を変更します。

"/etc/securetty"を編集します。

tty1
tty2

tty8

が定義されていますが、これに"tty0"と"ttyp0〜ttyp8"を同様に追加すると、rootでのTelnet接続も可能となります。
但し、何度もいいますが、セキュリティ上問題になる場合には許可しない方がいいのはいうまでもありません(^^;


5.PostgreSQLをセットアップする

今回、データベース(以下DB)としてはじめから入っているPostgreSQLを使う事にしました。
インストール直後には、postgresというユーザアカウントが作成されています。

まず、下記の環境変数を設定します(".bashrc"の最後にでも追加しておくといいでしょう)。

export POSTGRES_HOME=/var/lib/pgsql
export PGLIB=$POSTGRES_HOME
export PGDATA=$POSTGRES_HOME
export LD_LIBRARY_PATH="$LD_LIBRARY_PATH":"$PGLIB"

上記は各ファイルを置いてある場所を示しているので、実際の場所とは異なる場合があります。事実、ソースを入手してインストールを行うと上記とは異なる場所にインストールされました。

次にデータベースの初期化を行います。
suコマンドでpostgresユーザになってから、

$initdb

とコマンドを実行します。
先程環境変数"PGDATA"で指定されたディレクトリに作成されます。

次にpostmasterを起動します。今回は、PHPを使ってWebPageからのアクセスも行いたい為、

$postmaster -S -i

と、"-i"オプションをつけて起動します。これは、他のホストからの接続を許可する命令です("-S"オプションは、デーモンとして動かす事を意味しています)。
エラーメッセージが出なければ、これで事前準備は完了です。
#私は、ここでPGDATAの指定が不正で、なかなか正常に起動出来ずに四苦八苦してしまいました。
#判ってしまえば何て事はなかったのですが...

このままでは、postmasterを毎回起動する度に実行しなければならないので、自動起動するようにする必要があります。
この作業は、rootアカウントで行います。
TurboLinuxには、TurboToolの一つとして

#turboservice

というコマンドが用意されており、各サービスの起動/停止を指定出来るようになっていますので、その中でPostgreSQLを起動するように指定します。


6.PostgreSQLを使う準備

PostgreSQLのセットアップが終わったのですが、このままではpostgresでしか使用する事が出来ません。
そこで、通常使用するユーザでもPostgreSQLを使用出来るようにユーザの登録を行います。

PostgreSQLの管理ユーザpostgresで、

$createuser ユーザ名

を実行して、PostgreSQLにユーザを登録します。既にLinuxのユーザとして登録されているユーザ名と同じものを使用した場合には、続けて下記のようなメッセージが表示されます。

Enter user's postgres ID or RETURN to use unix user ID: 99 -> ....... <1>
Is user "ユーザ名" allowed to create databases (y/n) ............................... <2>
Is user "ユーザ名" allowed to add users? (y/n) .............................................. <3>
createuser: ユーザ名 was successfully added

<1>はユーザ管理用のIDで、デフォルトではLinuxユーザのIDと同じ値を表示します。通常はそのままで問題ないでしょう。
<2>はこのユーザに新しいDBを作成する権限を与えるかどうかを設定します。これも、通常は"y"でいいでしょう。
<3>はこのユーザで他の任意のユーザを追加出来るようにするかどうかを設定します。ここで"y"とすると、このユーザはpostgres同様データベース管理者と同じ権限を持つようになります。

誤って登録した場合など、削除には

$destroyuser ユーザ名

を用います。
これで、通常ログオンするユーザでのPostgreSQLの使用が可能となります。

尚、PostgreSQLを使用するユーザでは、セットアップ時にも用いた

export POSTGRES_HOME=/var/lib/pgsql
export PGLIB=$POSTGRES_HOME
export PGDATA=$POSTGRES_HOME
export LD_LIBRARY_PATH="$LD_LIBRARY_PATH":"$PGLIB"

を環境変数に設定する必要があります(".bashrc"の最後にでも追加しておくといいでしょう)。

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